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PSRTTY · 各無線機設定ガイド

TS-890S

TS-890SのUSB接続・AFSKガイドです。内蔵USBでCATと送受信音声を扱えるため、この接続ではDigirig/SCU-17は不要です。DATAモードと送信時の入力音源を確認します。

確認日: 2026-10-15

接続

背面のUSB Type-B端子とPCを通信対応USBケーブルで接続します。KENWOODの仮想COMドライバーを準備し、COMと同じ無線機のUSB Audioを確認します。PSRTTYはUSB音声を直接使うため、ARUA-10で音声を中継する必要はありません。

無線機の設定 · AFSK

LSB+DATAでLSB-Dにします。DATAを長押ししてModulation Sourceを開き、DATA ON側の音源を確認します。送信方法ごとに入力元が別なので、SEND/PTTとDATA SEND(PF)を区別してください。

項目設定・確認
ModeLSB-D
Modulation Source → DATA ON → SEND/PTTDATA ONでFront=Off、Rear=USB Audioを選びます。PSRTTYのCAT PTTでUSB音声を使うため、SEND/PTT側も確認します。
Modulation Source → DATA ON → DATA SEND(PF)DATA ONのDATA SEND(PF)もFront=Off、Rear=USB Audioを確認します。通常送信とは別の入力設定です。
7-06 USB: Audio Input LevelFT8で動く値をまず維持。WindowsとPSRTTYの送信音量と合わせ、少ないレベルから出力・ALCを見て調整します。
7-08 USB: Audio Output LevelFT8で動く値を維持し、Windows/PSRTTYの受信レベルを確認します。
7-01 Baud Rate (Virtual Standard COM)PSRTTYと同じ速度にします。FT8で動いている速度をまず使います。
HI/LO / WIDTH/SHIFT2085/2295Hzの両トーンが通る帯域にします。HI/LOまたはWIDTH/SHIFTで確認。DATAで受信幅を変更できない場合は本体で操作してください。
7-11 Audio Output TypeReceived Audio Only — 受信音声のみを出力し、ビープ・サイドトーンを混ぜない設定にします。

FSKキーイング送信 · Ver1.18

設定例:FSK信号DTR、PTTはCI-V/CAT。配線と使用する信号に合わせて変更してください。

送信はシリアル信号、受信はAudio INです。送信音声・第二Audio OUTは使用しません。無線機のRTTYモード・170 Hzシフト・Mark周波数を確認してください。極性反転は受信の反転とは独立です。

USBケーブル1本でパソコンと接続してFSKを使用できます。無線機側の設定は「FSKキーイング出力」の説明をご確認ください。

無線機側の設定

無線機側の項目/接続設定・合わせ方
運用モードPSRTTYのRTTY/RTTY-Rは、無線機のFSK/FSK-Rに対応します。SSBのLSB-DATA/USB-DATAではありません。
PTT(送受信切替)PSRTTYのPTT方式をCATに設定
CAT仮想Standard COM(コマンド制御)
FSKキーイング出力仮想Enhanced COM(CATとは別のCOMを指定)
Advanced 17 / 18 (Standard RTS / DTR)Flow Control / Off
Advanced 19 (Enhanced RTS)Off
Advanced 20 (Enhanced DTR)RTTY Keying
2-06 FSK Spacing170 Hz
2-07 FSK Keying PolarityOff / On
2-08 FSK Tone Frequency2125 Hz
Audio IN従来の受信音声入力を使用

表はStandardをCAT、EnhancedをFSKに使う設定例です。COM番号の大小で判断せず、デバイスマネージャーの場所のパス末尾(1)= Standard、(2)= Enhancedで確認してください。RTTY Keyingは1本の信号だけに割り当てます。

キーイング極性の対応

PSRTTYの極性反転DTR OFFDTR ON
反転なしMarkSpace
反転ありSpaceMark

ACC2では極性Offのとき2番ピンをGNDへ短絡するとMark、OnのときSpaceです。インターフェースの反転により、PSRTTYのDTR/RTSのON/OFFとは一致しないことがあります。無線機の極性とPSRTTYの極性反転を確認し、RYテストで合わせてください。

メーカー資料:取扱説明書/USBポート設定資料 (TS-890S)

FT8が動いている場合

FT8のUSB-DATAとPSRTTYのLSB-DATAは、同じDATA設定なら音声入力・ゲインが共通です。音声デバイスとゲインをまず維持し、接続後のLSB側を確認。通常USBでFT8を使っていた場合は、DATA側の音源も別途確認してください。

PSRTTYの設定 · AFSK

機種TS-890S、Hamlib、CAT PTTを選択。Virtual Standard COMと速度、同じ無線機のAudio IN/OUTを明示指定し、FT8ソフトを終了して接続テストします。接続時モードはLSB-D / LSB-DATAを基準にし、実機表示と入力音源を確認します。

変調しない場合

CATでTXになるが出力が出ない場合:実機のDATAモード → 送信方法に対応するUSB入力音源 → Audio OUT → USB入力レベル/PSRTTY音量を確認します。受信できない場合はAudio INとUSB出力レベル、受信帯域を確認します。

公式資料

メーカーの公式取扱説明書とCAT資料に基づきます。ファーム・地域仕様で項目名や位置が異なる場合があります。