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PSRTTY · 各無線機設定ガイド

TS-590SG

TS-590SGのUSB接続・AFSKガイドです。内蔵USBでCATと送受信音声を扱えるため、この接続ではDigirig/SCU-17は不要です。DATAモードと送信時の入力音源を確認します。

確認日: 2026-10-15

接続

背面のUSB Type-B端子とPCを通信対応USBケーブルで接続します。KENWOODの仮想COMドライバーを準備し、COMと同じ無線機のUSB Audioを確認します。PSRTTYはUSB音声を直接使うため、ARUA-10で音声を中継する必要はありません。

無線機の設定 · AFSK

MENUで下表の番号を確認します。LSBにDATAを組み合わせてLSB-DATAを使い、無線機のFSKモードは使いません。USB側とLSB側でも、データ音声入力の設定は共通です。

項目設定・確認
ModeLSB-DATA
69 Audio Input LineUSB
70 Source of SEND/PTTREAR:DATAモードでSEND/PTTから送信するときも、No.69で選んだUSB入力を使います。
71 USB Audio Input LevelFT8で動く値をまず維持。WindowsとPSRTTYの送信音量と合わせ、少ないレベルから出力・ALCを見て調整します。
72 USB Audio Output LevelFT8で動く値を維持し、Windows/PSRTTYの受信レベルを確認します。
68 USB Port BaudratePSRTTYと同じ速度にします。FT8で動いている速度をまず使います。
29 SSB DATA Filter / HI-LO1 (HI/LO) — 2085/2295Hzの両トーンが通る帯域にします。HI/LOまたはWIDTH/SHIFTで確認。DATAで受信幅を変更できない場合は本体で操作してください。
75 Beep MixOFF — 受信音声のみを出力し、ビープ・サイドトーンを混ぜない設定にします。

FSKキーイング送信 · Ver1.18

設定例:FSK信号DTR、PTTはCI-V/CAT。配線と使用する信号に合わせて変更してください。

送信はシリアル信号、受信はAudio INです。送信音声・第二Audio OUTは使用しません。無線機のRTTYモード・170 Hzシフト・Mark周波数を確認してください。極性反転は受信の反転とは独立です。

メーカー取扱説明書によると、この機種のFSKはACC2の2番ピン(RTTY)へ入力します。USBケーブルだけではFSKキーイングできません。専用COMのDTR/RTSから、無線機に適合するFSKインターフェースを介して接続してください。RS-232信号を端子へ直結しないでください。

無線機側の設定

無線機側の項目/接続設定・合わせ方
運用モードPSRTTYのRTTY/RTTY-Rは、無線機のFSK/FSK-Rに対応します。SSBのLSB-DATA/USB-DATAではありません。
PTT(送受信切替)PSRTTYのPTT方式をCATに設定
FSK入力/キーイングACC2: 2 RTTY / 4 GND
シリアル接続この機種はCAT用COMと別のFSK用COMが必要です。接続先とPTT信号の重複を確認してください。
ACC2 PTT13 SS / 12 GND
50 FSK SHIFT170 Hz
51 FSK KEY-DOWN POLARITYOff / On
52 FSK TONE FREQUENCY2125 Hz
Audio IN従来の受信音声入力を使用

外部接続の役割を「無線機のPTT制御」にした場合、専用のFSK用COM内でFSK=DTR・PTT=RTSなど別信号線を共用できます。CAT用COMとは分け、同じ信号線には割り当てないでください。

キーイング極性の対応

PSRTTYの極性反転DTR OFFDTR ON
反転なしMarkSpace
反転ありSpaceMark

ACC2では極性Offのとき2番ピンをGNDへ短絡するとMark、OnのときSpaceです。インターフェースの反転により、PSRTTYのDTR/RTSのON/OFFとは一致しないことがあります。無線機の極性とPSRTTYの極性反転を確認し、RYテストで合わせてください。

メーカー資料:取扱説明書/USBポート設定資料 (TS-590SG)

FT8が動いている場合

FT8のUSB-DATAとPSRTTYのLSB-DATAは、同じDATA設定なら音声入力・ゲインが共通です。音声デバイスとゲインをまず維持し、接続後のLSB側を確認。通常USBでFT8を使っていた場合は、DATA側の音源も別途確認してください。

PSRTTYの設定 · AFSK

機種TS-590SG、Hamlib、CAT PTTを選択。USB virtual COMと速度、同じ無線機のAudio IN/OUTを明示指定し、FT8ソフトを終了して接続テストします。接続時モードはLSB-D / LSB-DATAを基準にし、実機表示と入力音源を確認します。

変調しない場合

CATでTXになるが出力が出ない場合:実機のDATAモード → 送信方法に対応するUSB入力音源 → Audio OUT → USB入力レベル/PSRTTY音量を確認します。受信できない場合はAudio INとUSB出力レベル、受信帯域を確認します。

公式資料

メーカーの公式取扱説明書とCAT資料に基づきます。ファーム・地域仕様で項目名や位置が異なる場合があります。