接続
背面のUSB B端子(Type-B)とPCを通信対応ケーブルで接続します。USBでCI-Vと送受信音声を扱うため、別の音声インターフェースは不要です。前面のUSB AはキーボードやUSBメモリーなどの接続用です。公式USBドライバーを準備し、IC-7600のCI-V用COMを選びます。
無線機の設定 · AFSK
SET[F-6]→ ACC[F-2]で音声設定を開きます。USB Audio SQL、USB MOD Level、DATA OFF MOD、DATA1 MOD~DATA3 MODを確認します。CI-V設定とUSB Serial FunctionはSET → OTHERS[F-5]です。USB音声入力はSSBのUSBモードとは別です。
| 項目 | 設定・確認 |
|---|---|
| Mode | まずLSB-Dで確認します。SSBのDATAモードを使い、無線機のRTTYモードは使いません。 |
| ACC → DATA1 MOD | PSRTTY 1.16のDATAモード自動切替はDATA1を指定するため、DATA1 MOD=USBを確認します。工場出荷値はACCです。DATA2 MODだけUSBにしても、DATA1では音声が入りません。 |
| ACC → USB MOD Level | FT8で動いている値をまず維持します。工場出荷値は50%。PSRTTYの送信音量と合わせて調整します。 |
| ACC → USB Audio SQL | OFF (OPEN):無線機のスケルチでPCへの音声が途切れないようにします。 |
| Audio IN / Windows recording level | USB受信音声はAFつまみで音量が変わりません。Windowsの録音側レベルとPSRTTYのAudio IN/受信レベルを確認します。 |
| OTHERS → CI-V Address | 標準7Ah。本体の実際のCI-VアドレスとPSRTTY側を合わせます。 |
| OTHERS → USB Serial Function | CI-Vに設定。Decodeは本体のデコード出力用で、CAT制御とは異なります。 |
FSKキーイング送信 · Ver1.18
設定例:FSK信号DTR、PTTはCI-V/CAT。配線と使用する信号に合わせて変更してください。
送信はシリアル信号、受信はAudio INです。送信音声・第二Audio OUTは使用しません。無線機のRTTYモード・170 Hzシフト・Mark周波数を確認してください。極性反転は受信の反転とは独立です。
メーカー取扱説明書によると、この機種のFSKはACC端子のRTTYキーイング入力を使用します。CAT用とは別のシリアル接続と、対応するFSKインターフェースが必要です。USB端子があってもUSBケーブル接続だけでFSKを送れるとは限りません。RS-232信号をACC端子へ直結しないでください。
無線機側の設定
| 無線機側の項目/接続 | 設定・合わせ方 |
|---|---|
| FSK入力/キーイング | ACC (1): RTTY / FSK |
| シリアル接続 | この機種はCAT用COMと別のFSK用COMが必要です。接続先とPTT信号の重複を確認してください。 |
| 運用モード | RTTY / RTTY-R |
| RTTYシフト幅 | 170 Hz |
| RTTY Mark周波数 | 2125 Hz |
| PTT(送受信切替) | PTTとFSKに同じ信号を割り当てない |
| Audio IN | 従来の受信音声入力を使用 |
メーカー取扱説明書によると、この機種のFSKはACC端子のRTTYキーイング入力を使用します。CAT用とは別のシリアル接続と、対応するFSKインターフェースが必要です。USB端子があってもUSBケーブル接続だけでFSKを送れるとは限りません。RS-232信号をACC端子へ直結しないでください。 外部接続の役割を「無線機のPTT制御」にした場合、専用のFSK用COM内でFSK=DTR・PTT=RTSなど別信号線を共用できます。CAT用COMとは分け、同じ信号線には割り当てないでください。
キーイング極性の対応
| PSRTTYの極性反転 | DTR OFF | DTR ON |
|---|---|---|
| 反転なし | Mark | Space |
| 反転あり | Space | Mark |
表はPSRTTYが出す制御信号の対応です。A/Bの選択や受信デコードの反転とは独立しています。通常は反転なしから確認し、無線機や外部回路の極性に合わせます。
FT8が動いている場合
FT8がUSB-Dで動いていても、DATA1/DATA2/DATA3の番号まで確認してください。同じDATA番号ならUSB-DとLSB-Dは同じ入力を使います。例えばFT8がDATA2でUSB入力でも、PSRTTY 1.16の自動切替後はDATA1なので、DATA1 MOD=USBが必要です。通常のUSBではDATA OFF MODが使われます。FT8で動いているUSB MOD Levelはまず維持します。
PSRTTYの設定 · AFSK
IC-7600を選び、PTTはCI-VによるCATを使います。USBのCI-V用COMと、同じIC-7600のUSB音声機器をAudio IN/OUTに明示指定します。接続時モードはまずLSB-Dにします。同じCOMを使用する他のソフトは閉じます。
変調しない場合
FT8とPSRTTYの音声出力先を比較 → 接続後のLSB-D表示を確認 → DATA1 MODがUSBか確認 → USB MOD LevelとPC/PSRTTYの送信音量を確認、の順で切り分けます。少ない送信音量から、無線機の出力とALCを見ながら調整します。
公式資料
IC-7600の公式資料に基づいています。ファームウェアや表示言語により項目の位置・表記が異なる場合があります。