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PSRTTY · 各無線機設定ガイド

IC-7300

USBケーブルでIC-7300とPCを接続する、PSRTTYのAFSK運用向けガイドです。IC-7300M/IC-7300Sも同じ音声入力設定を確認します。まずFT8で動いている設定を保ち、必要な項目だけ確認します。

確認日: 2026-10-14

接続

無線機背面のUSB Type-B端子とPCを、通信対応のUSBケーブルで接続します。USBでCI-V制御と送受信音声を扱うため、この接続では別の音声インターフェースは不要です。公式USBドライバーの案内に従って準備してください。

無線機の設定 · AFSK

MENU → SET → 外部端子(Connectors)を開きます。IC-705と基本的な考え方は共通ですが、受信音声の項目名は「ACC/USB~」です。ここでのUSBはUSB端子からの音声入力を指し、SSBのUSBモードとは別です。

項目設定・確認
ModeまずLSB-Dで確認します。SSBのDATAモードを使い、無線機のRTTYモードは使いません。
DATA MODUSBに設定。LSB-D/USB-Dで共通の変調入力です。工場出荷時はACCなので確認してください。
USB MOD LevelFT8で動いている値をまず維持します。工場出荷値は50%。PSRTTYの送信音量と合わせて調整します。
ACC/USB Output SelectAF:受信音声をPCへ出力します。
ACC/USB AF SQLOFF (OPEN):無線機のスケルチでPCへの音声が途切れないようにします。
ACC/USB AF Output LevelFT8で動いている値を維持し、PSRTTYの受信レベルを確認します。
USB Serial FunctionCI-V:USBの仮想COMを無線機制御に使います。
USB SEND / USB Keying (RTTY)このガイドのCAT PTTでは、DTR/RTSによるSENDやFSKキーイングは使いません。専用の他用途がなければOFFにします。

FSKキーイング送信 · Ver1.18

設定例:FSK信号DTR、PTTはCI-V/CAT。配線と使用する信号に合わせて変更してください。

送信はシリアル信号、受信はAudio INです。送信音声・第二Audio OUTは使用しません。無線機のRTTYモード・170 Hzシフト・Mark周波数を確認してください。極性反転は受信の反転とは独立です。

USBケーブル1本でパソコンと接続してFSKを使用できます。無線機側の設定は「FSKキーイング出力」の説明をご確認ください。

無線機側の設定

無線機側の項目/接続設定・合わせ方
USBキーイング(RTTY)DTR
USBキーイング(CW)OFF
USB SENDOFF
運用モードRTTY / RTTY-R
RTTYシフト幅170 Hz
RTTY Mark周波数2125 Hz

キーイング極性の対応

PSRTTYの極性反転DTR OFFDTR ON
反転なしMarkSpace
反転ありSpaceMark

表はPSRTTYが出す制御信号の対応です。A/Bの選択や受信デコードの反転とは独立しています。通常は反転なしから確認し、無線機や外部回路の極性に合わせます。

メーカー資料:取扱説明書/USBポート設定資料 (IC-7300)

FT8が動いている場合

FT8がUSB-Dで動いている場合、LSB-DでもDATA MODとUSB MOD Levelは共通です。PSRTTY接続後に実際の表示がLSB-Dになっていることを確認し、入力元とゲインはまず維持します。FT8が通常のUSBで動いている場合はDATA OFF MODを使っているため、LSB-Dで使うDATA MOD側を別途確認します。

PSRTTYの設定 · AFSK

IC-7300を選び、PTTはCI-VによるCATを使います。USBのCI-V用COMと、同じIC-7300のUSB音声機器をAudio IN/OUTに明示指定します。接続時モードはまずLSB-Dにします。同じCOMを使用する他のソフトは閉じます。

変調しない場合

FT8とPSRTTYの出力先を比較 → 実際のモードがLSB-Dか確認 → DATA MOD=USB → USB MOD LevelとPC/PSRTTYの送信音量を確認します。まず少ない音声レベルから、出力とALCを見ながら調整します。接続できない場合は、USB Serial Function=CI-Vと、CI-Vのアドレス・通信速度がPSRTTYと合っているか確認します。

公式資料

IC-7300の公式資料に基づいています。ファームウェアや表示言語により項目の位置・表記が異なる場合があります。