接続
背面のUSB端子とPCを通信対応ケーブルで接続します。USBでCI-Vと送受信音声を扱うため、別の音声インターフェースは不要です。公式USBドライバーを準備し、IC-7200のCI-V用COMとUSB音声機器を指定します。
無線機の設定 · AFSK
M-CH/RIT[SET]を1秒長押ししてクイックセットへ入り、もう一度1秒長押しするとセットモードです。M-CHで項目を選び、DIALで値を変更します。送信入力はModulation input (Data ON)、ゲインはUSB Levelです。他機種のDATA MOD/USB MOD Levelと同じ役割ですが、表記が異なります。
| 項目 | 設定・確認 |
|---|---|
| LSB + DATA MODE | LSBを選び、クイックセットのDATA MODEをonにします。PSRTTYではLSB-Dとして扱います。無線機のRTTYモードは使いません。 |
| Modulation input (Data ON) | U(USB)を選びます。初期値A(ACC)のままではUSB音声が送信入力に入りません。 |
| USB Level | FT8で動いている値をまず維持します。工場出荷値は50%。PSRTTYの送信音量と合わせて調整します。 |
| Audio IN / Windows recording level | USB音声機器をAudio INに指定し、Windowsの録音側レベルとPSRTTYの受信レベルを確認します。他機種のUSB AF/IF Outputメニューの手順は当てはめません。 |
| CI-V Address | 標準76h。本体の実際のCI-VアドレスとPSRTTY側を合わせます。 |
| CI-V Baud Rate | CI-V Baud RateとPSRTTYの通信速度を合わせます。Autoを使う場合も、正しいCI-V用COMを選んでください。 |
FSKキーイング送信 · Ver1.18
設定例:FSK信号DTR、PTTはCI-V/CAT。配線と使用する信号に合わせて変更してください。
送信はシリアル信号、受信はAudio INです。送信音声・第二Audio OUTは使用しません。無線機のRTTYモード・170 Hzシフト・Mark周波数を確認してください。極性反転は受信の反転とは独立です。
メーカー取扱説明書によると、この機種のFSKはACC端子のRTTYキーイング入力を使用します。CAT用とは別のシリアル接続と、対応するFSKインターフェースが必要です。USB端子があってもUSBケーブル接続だけでFSKを送れるとは限りません。RS-232信号をACC端子へ直結しないでください。
無線機側の設定
| 無線機側の項目/接続 | 設定・合わせ方 |
|---|---|
| FSK入力/キーイング | ACC (13-pin): RTTY / FSK |
| シリアル接続 | この機種はCAT用COMと別のFSK用COMが必要です。接続先とPTT信号の重複を確認してください。 |
| 運用モード | RTTY / RTTY-R |
| RTTYシフト幅 | 170 Hz |
| RTTY Mark周波数 | 2125 Hz |
| PTT(送受信切替) | PTTとFSKに同じ信号を割り当てない |
| Audio IN | 従来の受信音声入力を使用 |
メーカー取扱説明書によると、この機種のFSKはACC端子のRTTYキーイング入力を使用します。CAT用とは別のシリアル接続と、対応するFSKインターフェースが必要です。USB端子があってもUSBケーブル接続だけでFSKを送れるとは限りません。RS-232信号をACC端子へ直結しないでください。 外部接続の役割を「無線機のPTT制御」にした場合、専用のFSK用COM内でFSK=DTR・PTT=RTSなど別信号線を共用できます。CAT用COMとは分け、同じ信号線には割り当てないでください。
キーイング極性の対応
| PSRTTYの極性反転 | DTR OFF | DTR ON |
|---|---|---|
| 反転なし | Mark | Space |
| 反転あり | Space | Mark |
表はPSRTTYが出す制御信号の対応です。A/Bの選択や受信デコードの反転とは独立しています。通常は反転なしから確認し、無線機や外部回路の極性に合わせます。
FT8が動いている場合
FT8がUSB+DATA onで動いていれば、LSB+DATA onでもModulation input (Data ON)とUSB Levelは共通です。FT8がDATA offの通常USBならModulation input (Data OFF)を使っているため、Data ON側を別途U(USB)に設定します。
PSRTTYの設定 · AFSK
IC-7200を選び、PTTはCI-VによるCATを使います。USBのCI-V用COMと、同じIC-7200のUSB音声機器をAudio IN/OUTに明示指定します。接続時モードはまずLSB-Dにします。同じCOMを使用する他のソフトは閉じます。
変調しない場合
FT8とPSRTTYの音声出力先を比較 → 接続後のLSB-D表示を確認 → Modulation input (Data ON)がUSBか確認 → USB LevelとPC/PSRTTYの送信音量を確認、の順で切り分けます。少ない送信音量から、無線機の出力とALCを見ながら調整します。
公式資料
IC-7200の公式資料に基づいています。ファームウェアや表示言語により項目の位置・表記が異なる場合があります。