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PSRTTY · 各無線機設定ガイド

IC-705

USBケーブルでIC-705とPCを接続する、PSRTTYのAFSK運用向けガイドです。まずFT8で動いている設定を保ち、必要な項目だけ確認します。

確認日: 2026-10-14

接続

通信対応のmicro-USBケーブルを使用します。IC-705はUSBでCI-V制御と送受信音声を扱えるため、この接続では別の音声インターフェースは不要です。ドライバーは公式のUSBドライバー案内に従って準備してください。

無線機の設定 · AFSK

無線機の音声設定は MENU → SET → 外部端子(Connectors)で確認します。USBはUSB端子の音声入力を指し、SSBのUSB側波帯とは別の意味です。

項目設定・確認
ModeLSB-Dを基準にする。通常のRTTYモードではなく、SSBのDATAモードを使う。
DATA MOD / DATA ONUSB:LSB-D/USB-Dの送信音声入力元。
USB MOD LevelFT8で動いている値をまず維持。工場値は50%。PSRTTYの送信音量と合わせて調整する。
USB AF/IF Output → Output SelectAF:USBからPCへ受信音声を出す。
USB AF/IF Output → AF SQLOFF(OPEN):無線機のスケルチでPCへの受信音が途切れないようにする。
USB AF/IF Output → AF Output LevelFT8で動いている値を維持して受信レベルを確認する。

FSKキーイング送信 · Ver1.18

設定例:FSK信号DTR、PTTはCI-V/CAT。配線と使用する信号に合わせて変更してください。

送信はシリアル信号、受信はAudio INです。送信音声・第二Audio OUTは使用しません。無線機のRTTYモード・170 Hzシフト・Mark周波数を確認してください。極性反転は受信の反転とは独立です。

USBケーブル1本でパソコンと接続してFSKを使用できます。無線機側の設定は「FSKキーイング出力」の説明をご確認ください。

無線機側の設定

無線機側の項目/接続設定・合わせ方
USBキーイング(RTTY)USB (A) DTR / USB (B) DTR
USBキーイング(CW)OFF
USB SENDOFF
運用モードRTTY / RTTY-R
RTTYシフト幅170 Hz
RTTY Mark周波数2125 Hz

A/B表記がある機種の場合

共用するCI-Vの接続先USBキーイング(RTTY)
AUSB (A) DTR
BUSB (B) DTR

A/BとDTR/RTSは別の区別です。CI-V接続を共用する場合、無線機のUSBキーイング(RTTY)はCI-Vで使用中のA/Bと同じ側へ合わせます。BをCI-Vで使えるかは機種・端子機能設定によります。A/B表記のない初代IC-7300では上表のDTR/RTSのみ指定します。

キーイング極性の対応

PSRTTYの極性反転DTR OFFDTR ON
反転なしMarkSpace
反転ありSpaceMark

表はPSRTTYが出す制御信号の対応です。A/Bの選択や受信デコードの反転とは独立しています。通常は反転なしから確認し、無線機や外部回路の極性に合わせます。

メーカー資料:取扱説明書/USBポート設定資料 (IC-705)

FT8が動いている場合

FT8がUSB-Dなら、PSRTTYでLSB-Dへ切り替えてもDATA MODとUSB MOD Levelは共通です。接続後の表示がLSB-Dか確認し、まず同じ入力元・ゲインを使います。FT8が通常のUSBなら、FT8はDATA OFF MOD、LSB-DのPSRTTYはDATA MODを使うため、DATA ON側の入力元を確認します。

PSRTTYの設定 · AFSK

無線機はIC-705、PTTはCI-Vを使うCAT制御を選びます。COMはIC-705のCI-V用ポートを選択し、Audio IN/OUTは同じIC-705のUSB音声デバイスを明示指定します。接続時モードはLSB-Dを基準にします。他のソフトが同じCOMを使用中なら終了してから接続してください。

変調しない場合

FT8とPSRTTYの音声出力先を比較 → 接続後のLSB-D表示を確認 → DATA MODがUSBか確認 → USB MOD LevelとPC/PSRTTYの送信音量を確認、の順で切り分けます。少ない送信音量から、無線機の出力とALCを見ながら調整します。

公式資料

公式の仕様・取扱説明書を確認して整理した設定案です。ファームウェアや表示言語で名称・位置が異なる場合は、お使いの機器の表示とマニュアルを優先してください。