接続
通信対応のmicro-USBケーブルを使用します。IC-705はUSBでCI-V制御と送受信音声を扱えるため、この接続では別の音声インターフェースは不要です。ドライバーは公式のUSBドライバー案内に従って準備してください。
無線機の設定 · AFSK
無線機の音声設定は MENU → SET → 外部端子(Connectors)で確認します。USBはUSB端子の音声入力を指し、SSBのUSB側波帯とは別の意味です。
| 項目 | 設定・確認 |
|---|---|
| Mode | LSB-Dを基準にする。通常のRTTYモードではなく、SSBのDATAモードを使う。 |
| DATA MOD / DATA ON | USB:LSB-D/USB-Dの送信音声入力元。 |
| USB MOD Level | FT8で動いている値をまず維持。工場値は50%。PSRTTYの送信音量と合わせて調整する。 |
| USB AF/IF Output → Output Select | AF:USBからPCへ受信音声を出す。 |
| USB AF/IF Output → AF SQL | OFF(OPEN):無線機のスケルチでPCへの受信音が途切れないようにする。 |
| USB AF/IF Output → AF Output Level | FT8で動いている値を維持して受信レベルを確認する。 |
FSKキーイング送信 · Ver1.18
設定例:FSK信号DTR、PTTはCI-V/CAT。配線と使用する信号に合わせて変更してください。
送信はシリアル信号、受信はAudio INです。送信音声・第二Audio OUTは使用しません。無線機のRTTYモード・170 Hzシフト・Mark周波数を確認してください。極性反転は受信の反転とは独立です。
USBケーブル1本でパソコンと接続してFSKを使用できます。無線機側の設定は「FSKキーイング出力」の説明をご確認ください。
無線機側の設定
| 無線機側の項目/接続 | 設定・合わせ方 |
|---|---|
| USBキーイング(RTTY) | USB (A) DTR / USB (B) DTR |
| USBキーイング(CW) | OFF |
| USB SEND | OFF |
| 運用モード | RTTY / RTTY-R |
| RTTYシフト幅 | 170 Hz |
| RTTY Mark周波数 | 2125 Hz |
A/B表記がある機種の場合
| 共用するCI-Vの接続先 | USBキーイング(RTTY) |
|---|---|
| A | USB (A) DTR |
| B | USB (B) DTR |
A/BとDTR/RTSは別の区別です。CI-V接続を共用する場合、無線機のUSBキーイング(RTTY)はCI-Vで使用中のA/Bと同じ側へ合わせます。BをCI-Vで使えるかは機種・端子機能設定によります。A/B表記のない初代IC-7300では上表のDTR/RTSのみ指定します。
キーイング極性の対応
| PSRTTYの極性反転 | DTR OFF | DTR ON |
|---|---|---|
| 反転なし | Mark | Space |
| 反転あり | Space | Mark |
表はPSRTTYが出す制御信号の対応です。A/Bの選択や受信デコードの反転とは独立しています。通常は反転なしから確認し、無線機や外部回路の極性に合わせます。
FT8が動いている場合
FT8がUSB-Dなら、PSRTTYでLSB-Dへ切り替えてもDATA MODとUSB MOD Levelは共通です。接続後の表示がLSB-Dか確認し、まず同じ入力元・ゲインを使います。FT8が通常のUSBなら、FT8はDATA OFF MOD、LSB-DのPSRTTYはDATA MODを使うため、DATA ON側の入力元を確認します。
PSRTTYの設定 · AFSK
無線機はIC-705、PTTはCI-Vを使うCAT制御を選びます。COMはIC-705のCI-V用ポートを選択し、Audio IN/OUTは同じIC-705のUSB音声デバイスを明示指定します。接続時モードはLSB-Dを基準にします。他のソフトが同じCOMを使用中なら終了してから接続してください。
変調しない場合
FT8とPSRTTYの音声出力先を比較 → 接続後のLSB-D表示を確認 → DATA MODがUSBか確認 → USB MOD LevelとPC/PSRTTYの送信音量を確認、の順で切り分けます。少ない送信音量から、無線機の出力とALCを見ながら調整します。
公式資料
公式の仕様・取扱説明書を確認して整理した設定案です。ファームウェアや表示言語で名称・位置が異なる場合は、お使いの機器の表示とマニュアルを優先してください。