接続
背面USB端子とPCを通信対応のUSB A–Bケーブルで接続します。八重洲の仮想COMドライバーを準備し、WindowsでEnhanced COMとUSB音声機器を確認します。
無線機の設定 · AFSK
MENU(SETUP)を開き、番号で項目を選びます。USBは音声を運ぶUSB端子で、SSBのUSBとは別です。
| 項目 | 設定・確認 |
|---|---|
| Mode | DATA-LSB:DATAのLSB側でAFSKを使います。無線機のRTTY/FSKモードは使いません。 |
| 062 DATA MODE | OTHERS/OTHER:PSK専用設定を避け、AFSK用に確認します。 |
| 070 DATA IN SELECT | REAR:USBを含む背面側を選択。次の項目でUSBを指定します。 |
| 072 DATA PORT SELECT | USB:PCからの送信音声をUSB端子から入力。 |
| 071 DATA PTT SELECT | DAKY:このガイドではRTS/DTRを使わず、CATでPTTを制御します。DAKYを選んでも、外付けPTT機器が必要という意味ではありません。 |
| F(M-LIST) → DT GAIN | FT8で動いている値をまず維持。PSRTTYの送信音量と合わせ、少ないレベルから出力とALCを見て調整します。 |
| 031 CAT RATE | PSRTTYと同じ速度にします。FT8で動いている速度をまず使います。 |
| 033 CAT RTS | DISABLE/OFF:CATのRTS監視を解除。PTTのRTS設定とは別項目です。 |
| 066 DATA LCUT FREQ / 068 DATA HCUT FREQ / WIDTH | 2085/2295Hzの両トーンが通る帯域にします。まずNARを解除し、WIDTHと低域/高域カットを確認。 |
| 064 OTHER DISP (SSB) / 065 OTHER SHIFT (SSB) | 動作中のFT8設定を控え、表示周波数とキャリア位置を確認します。変更は両ソフトへ影響します。 |
| Audio IN / USB Audio | 同じ無線機のUSB AudioをAudio INに指定し、Windows/PSRTTYの受信レベルを確認します。背面DATA端子のOUT LEVELをUSB音声の設定と取り違えないでください。 |
FSKキーイング送信 · Ver1.18
設定例:FSK信号DTR、PTTはCI-V/CAT。配線と使用する信号に合わせて変更してください。
送信はシリアル信号、受信はAudio INです。送信音声・第二Audio OUTは使用しません。無線機のRTTYモード・170 Hzシフト・Mark周波数を確認してください。極性反転は受信の反転とは独立です。
USBケーブル1本でパソコンと接続してFSKを使用できます。無線機側の設定は「FSKキーイング出力」の説明をご確認ください。
無線機側の設定
| 無線機側の項目/接続 | 設定・合わせ方 |
|---|---|
| 運用モード | PSRTTYのRTTY/RTTY-Rは、無線機のRTTY-L/RTTY-U(RTTY-LSB/RTTY-USB)に対応します。AFSK用のDATAモードとは異なります。 |
| PTT(送受信切替) | PSRTTYのPTT方式をCATに設定 |
| CAT | USBケーブル接続のEnhanced COM(CAT用) |
| FSKキーイング出力 | USBケーブル接続のStandard COM(CATとは別) |
| 060 PC KEYING | RTS |
| RTTY SHIFT PORT: FT-991 098 / FT-991A 096 | DTR |
| RTTY POLARITY-TX: FT-991 100 / FT-991A 098 | NOR |
| RTTY SHIFT FREQ: FT-991 102 / FT-991A 100 | 170 Hz |
| RTTY MARK FREQ: FT-991 103 / FT-991A 101 | 2125 Hz |
| Audio IN | 従来の受信音声入力を使用 |
FSKとPTTには別の信号を割り当てます。表のPC KEYING/RPTT SELECTはPTT側、PSRTTYで選んだDTR/RTSはFSK側です。DTRでFSKならPTT側はRTS、RTSでFSKならPTT側はDTRにします。CATでPTTする場合もFSKと同じ信号をPTTへ割り当てないでください。COM番号の大小でEnhanced/Standardを判断しません。
キーイング極性の対応
| PSRTTYの極性反転 | DTR OFF | DTR ON |
|---|---|---|
| 反転なし | Mark | Space |
| 反転あり | Space | Mark |
この表はPSRTTYが出す制御信号の論理です。無線機のPOLARITY TX/送信極性と、インターフェースの反転に合わせ、RYテストでMark/Spaceを確認してください。受信デコードの反転とは別の設定です。
FT8が動いている場合
FT8で動いているCOM・音声機器・ゲインをまず維持します。FT8ソフトを終了し、PSRTTY接続後に実機のDATAモードとLSB側を確認してください。通常USBでFT8を使っている場合、SSB側とDATA側の入力設定は別なので、この表のDATA側も確認します。
PSRTTYの設定 · AFSK
PSRTTYでFT-991 / FT-991A、Hamlib、CAT PTTを選びます。Enhanced COMと速度、同じ無線機のAudio IN/OUTを明示指定します。FT8ソフトを終了して接続テスト。接続時LSB-D自動切替後、実機のDATAモードのLSB側を確認します。まずVFO-Aでスプリットを解除して確認してください。
変調しない場合
CATでTXになることと、正しい入力へ音声が届くことを別々に確認します。実機のDATAモード → この表の入力選択 → Audio OUT → 入力ゲイン/送信音量の順に確認。受信できない場合はAudio INを確認します。
公式資料
メーカーの公式取扱説明書とCAT資料に基づきます。ファーム・地域仕様で項目名や位置が異なる場合があります。