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PSRTTY · 各無線機設定ガイド

FT-710

FT-710のUSB接続・AFSKガイドです。USBケーブルでCATと送受信音声を扱えるため、この接続ではDigirig/SCU-17などの外付け音声インターフェースは不要です。

確認日: 2026-10-14

接続

背面のUSB Type-B端子とPCを通信対応のUSBケーブルで接続します。USB Type-A端子と区別してください。八重洲の仮想COMドライバーを準備し、WindowsでEnhanced COMとUSB音声機器を確認します。

無線機の設定 · AFSK

FUNCを押す → RADIO SETTING → MODE PSK/DATA。USBは端子からの音声入力で、SSBのUSBとは別です。以下はCAT PTTで使う設定例です。

項目設定・確認
Mode / VFO-AVFO-A側をDATA-Lにします。PSRTTYのLSB-Dに相当し、RTTY-L/RTTY-Uは使いません。
RADIO SETTING → MODE PSK/DATA → MOD SOURCEUSB:送信音声をUSB端子から入力します。AUTOは送信方法で入力が変わるため、ここでは明示指定します。
MODE PSK/DATA → USB MOD GAINFT8で動く値をまず維持。初期値50(0~100)。PSRTTYの送信音量と合わせて調整。
MODE PSK/DATA → USB OUT LEVELFT8で動く値を維持し、受信レベルを確認。初期値50(0~100)。
MODE PSK/DATA → RPTT SELECTOFF:本ガイドはCATコマンドでPTTを制御し、RTS/DTRによるPTTは使いません。
CAT-1 RATE / Enhanced COMOPERATION SETTING → GENERAL → CAT-1 RATE。Enhanced COM用。PSRTTYと同じ速度にします(初期値38400bps)。
CAT-1 CAT-3 STOP BIT同じGENERAL内のCAT-1 CAT-3 STOP BITは1bitを基本に確認。
MODE PSK/DATA → TX BPF SEL2085/2295Hzの両トーンが通る帯域を選びます。初期値50-3050Hz。
WIDTH / NAR WIDTH両トーンが通る幅にします。NARの初期幅300Hzでは170Hzシフトに余裕が少ないため、まず広く確認します。
MODE PSK/DATA → DATA SHIFT(SSB)動作中の値を控えて維持。初期値1500Hz。キャリア位置に関係するため、表示周波数と実際の送信周波数も確認。

FSKキーイング送信 · Ver1.18

設定例:FSK信号DTR、PTTはCI-V/CAT。配線と使用する信号に合わせて変更してください。

送信はシリアル信号、受信はAudio INです。送信音声・第二Audio OUTは使用しません。無線機のRTTYモード・170 Hzシフト・Mark周波数を確認してください。極性反転は受信の反転とは独立です。

USBケーブル1本でパソコンと接続してFSKを使用できます。無線機側の設定は「FSKキーイング出力」の説明をご確認ください。

無線機側の設定

無線機側の項目/接続設定・合わせ方
運用モードPSRTTYのRTTY/RTTY-Rは、無線機のRTTY-L/RTTY-U(RTTY-LSB/RTTY-USB)に対応します。AFSK用のDATAモードとは異なります。
PTT(送受信切替)PSRTTYのPTT方式をCATに設定
CATUSBケーブル接続のEnhanced COM(CAT用)
FSKキーイング出力USBケーブル接続のStandard COM(CATとは別)
RADIO SETTING → MODE RTTY → RPTT SELECTRTS
RADIO SETTING → MODE RTTY → POLARITY TXNOR
RADIO SETTING → MODE RTTY → SHIFT FREQUENCY170 Hz
RADIO SETTING → MODE RTTY → MARK FREQUENCY2125 Hz
Audio IN従来の受信音声入力を使用

FSKとPTTには別の信号を割り当てます。表のPC KEYING/RPTT SELECTはPTT側、PSRTTYで選んだDTR/RTSはFSK側です。DTRでFSKならPTT側はRTS、RTSでFSKならPTT側はDTRにします。CATでPTTする場合もFSKと同じ信号をPTTへ割り当てないでください。COM番号の大小でEnhanced/Standardを判断しません。

キーイング極性の対応

PSRTTYの極性反転DTR OFFDTR ON
反転なしMarkSpace
反転ありSpaceMark

この表はPSRTTYが出す制御信号の論理です。無線機のPOLARITY TX/送信極性と、インターフェースの反転に合わせ、RYテストでMark/Spaceを確認してください。受信デコードの反転とは別の設定です。

メーカー資料:取扱説明書/USBポート設定資料 (FT-710)

FT8が動いている場合

FT8の音声デバイスとゲインをまず維持します。接続後の実機表示はDATA-Lを確認。FT8用PRESETが有効なら専用設定を使っており、解除すると元の設定へ戻ります。解除後のMODE PSK/DATAとCAT速度を改めて確認してください。

PSRTTYの設定 · AFSK

機種FT-710、Hamlib、CAT PTTを選択。Enhanced COM(CAT-1)と速度、同じFT-710のAudio IN/OUTを明示指定します。FT8ソフトを終了して接続テスト。接続時LSB-D自動切替はDATA-Lに相当します。PSRTTYのモード表示がDATA-LSBの場合も、実機ではDATA-Lです。まずVFO-Aでスプリットを解除して確認します。

変調しない場合

CAT接続と音声経路を別々に確認:DATA-L → MODE PSK/DATAのMOD SOURCE=USB → Audio OUT → USB MOD GAIN/送信音量。受信できない場合はAudio INとUSB OUT LEVELを確認します。

公式資料

FT-710公式取扱説明書とCAT資料に基づきます。地域仕様やファームにより表記が異なる場合があります。