電子QSLのサービスとして、eQSLccをはじめとする便利な各種電子QSLがあるのは分かっていますが、
「とにかく簡単に、すぐに、単発で発行したい!」
そんなことを叶える為に作りました。
また、画像もサイズさえあえば、ウェブにあるものをそのまま読み込めるので、自身のサイトやサーバーにアップロードしておけるものなら使えます。
サクっと、はがきサイズのPDFファイルが表示されます。サクっと電子QSLです。PDFから印刷もできます。
(システムが生きてるか先にこのサンプルでチェック)
タイプ1:フォームに必要事項入力。一番簡単な方法です。
タイプ2:PS9形式 - PS9は、QSL内容を半角パイプ区切りで一行にした独自形式です。リンクURLを作成したり、APIで役立ちます。
タイプ3:たぶん、ADIFファイルを(予定)
以下フォームを入力し、PDFのURLアドレスを生成。
(STEP1) PS9形式を作ります。「半角パイプ区切り」です。半角パイプはこれ「 | 」。尚、全角でも強制的に変えられます。
下の内容にあわせて、交信内容を一行で書いて用意します。
DATE | TIME | BAND | MODE | HIS CALLSIGN | HIS RST | MY RST | HIS QTH | MY QTH | RMKS
概ね分かると思いますが、以下が解説です。
- DATE - 交信日付です。 例:2021-02-10 または 2021/2/10 文字数があまり長くならなければ自由です。
- TIME - 交信時刻です。 例:09:15 JST または 9:15 UTC など、タイムゾーンを省略すると JSTが入ります。
- BAND - 交信バンド。 例:430 や 1200 もしくは 2m や 50Mhz など長くならなければ自由です。
- MODE - モード。 例:FM や SSB これも文字数的にあまり長くならなれば自由に書けます。
- HIS CALLSIGN - 相手のコールサインです。XX1XXX や XX2XXX/1 など。小文字で書いても大文字になります。
- HIS RST - His Signal、相手へ送ったRST、こちらから伝えるRSTです。 例:59 や 599など。
- MY RST - My Signal、相手から伝えてもらったRSTです。例:59 や 599など。
- HIS QTH - 相手の運用場所です。英語でも可能ですが、字数もある程度限界があるので、上手に入れてください。
- MY QTH - 自分の運用場所です。英語でも可能ですが、字数もある程度限界があるので、上手に入れてください。
- RMKS - 備考です。書いてないこと補足、コンテストのことなど自由です。 「 /Portable 」と追記すると、自QTH欄にも入ります。移動運用の際は指定しても良いかもしれません。
(STEP2) Digit-Keyを取得。これも独自に用意したものですが、スパム防止用の数字です。1つのコールサインに対し、1つの固定の数字を割り当てるものです。今回は一番短い簡単な5桁版を使います。
以下リンクより、対象ページを表示して、コールサインを入力しスパム防止3桁数字を入力します。「送信」すると、文字列がでてきますが、「ndigit5」つまり最初に表示されている5桁の数字を覚えておきます。
この数字はコールサインに対し固定ですので、システムのバージョンが上がったりしない限りずっと同じです。メモ書きしてもOKです。
- Callsign-ndigit
(STEP3) 画像の準備です。 画像ファイルは、JPGやPNG形式が可能ですが、サイズは710x480px推奨です。
同比率であれば大きくし高画質対応は可能だと思います。ただ、サクっとが目的なので、そのくらいが良いと思います。どこのサイトでもサーバーでもURLアドレスでアクセスできれば大丈夫です。ただし、HTTPS(SSL)でお願いします。
画像を指定しない場合は、汎用のデザインが適用されます。※画像はこちらに預かりません。利用の間は、そこに置いておく必要があります。
URLアドレスを控えます。
(STEP4) URLアドレスを作成。 いよいよ発行の為のURLを作ります。
まず、このサイトのURLを書き、/?c=1&で終わるようにします。
サンプル:
その続きを書きます、自分のコールサインと先ほどのDigit-Keyを入れます。それぞれmycallとdkeyで指定します。&でつなぎます。
サンプル:
そして、画像アドレスの指定です。imgurlで指定します。
サンプル:
最後に、最初作成したPS9の一行を指定します。ps9です。
できたURLアドレスにアクセスすれば、はがきサイズのPDFが表示されます。そのアドレスは変わりません。
そのアドレスをメールや他の方法で相手に伝えれば、生成したQSLカードのPDFを見せる(渡す)ことができます。
QSLカードのPDFはダウンロードすることもでき、そのまま保存できます。
・私自身のために作ったものです。その点ご理解ください。
・PDFは、Adobe社が開発しISO 32000-1で国際標準化された電子文書ファイル形式です。ISO 32000-1についての特許を無償で利用できるようにしており、自由に使うことができます。
・単発発行を目的としています。個人の方が個人的なウェブで利用されたりそれは自由ですが、過度のアクセスや負荷になるような利用があれば、ブロックせざる得ません。
・PS9はPSV(Pipe-separated values)の一種で、PSVはtab-separated values (TSV)やSpace-separated values (SSV) などと同じ、character-separated values (CSV)、delimiter-separated valuesの仲間です。それ自体に特異性はありません。
・この他、あらゆる天災、災害における障害または被害、または悪意なき人的な要因によるものや不可抗力によるものによる停止や休止によるもの、第三者などの間接的なトラブルの一切の責務、補償義務は負いかねます。この仕組みは一切保証や確約が無いものです。
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